週末にオランダに住んでる友達のルイスさんが、僕の家まで遊びに来た。ちょうど今仕事で日本に来ていた時らしく、その合間をぬってわざわざ家まで来てくれた。すんごく嬉しかった。
褒められた?!
ルイスさんが友達も一緒に連れて行きたいというので紹介してもらう。日本人の女性の方で、旅行と写真を撮るのが好きな素敵な人だった。ルイスさんとはinstagramという写真系SNSで知り合ったらしい。そんでもって一ヶ月ぶりにルイスさんと再会できて喜んでる時、彼女が僕に言った言葉にビックリしてしまった。
「英語、すごい話せるんですね」
ええええー!?何度も聞き直してしまったが、彼女からはそう見えるらしい。ほ、ホントに?褒められたのは嬉しいが、なんだか複雑な気分でもある。実際ルイスさんの言ってることの半分も聞き取れてるのか自信が無いし、それに話すっていっても中学二年生ぐらいの英語ですよ、これ。基礎英語3を聞いたり聞かなかったり、フォレストの問題集に頭かかえて一周するのに一年以上かかったりしてるんですよ。
あまりに不思議なので彼女の英語力について聞いてみると、これまた興味深い話を聞けた。彼女はルイスさんの言ってることはだいだい分かるらしい。確かに僕が聞き取れない時は彼女が説明してくれたりもした。でも話そうとすると全然言葉が出てこないと言うのだ。「When…you…go…」みたいな感じで、僕からはひとつの短いセンテンス、フレーズを最後まで言うのにとても苦労してるように見えた。
この事をルイスさんに聞いてみると、確かにそうだと言っていた。
「お前、スピーキングok(まだマシって意味w)。でも、リスニングまだまだ」
「彼女、リスニングok。でも、スピーキングまだまだ」
とのこと。む〜う。面白い!
ひとくちに「英語ができるようになりたい」「英語が話せるようになりたい」と、僕も含めてみんな言うけど、そこには人それぞれいろんな英語力があるということがよ〜く分かった。ちなみに、もし彼女が瞬間英作文を始めたら一気に話せるようになると思うのだがどうだろうか? 僕よりリスニングができるということは、おそらく高校生レベルぐらいの英語の知識、ストックが既に頭の中にあってあとはそれを素早く引き出す作業ができるかどうかだと思うんだけど。一瞬、瞬間英作文を勧めようか迷ったが
「私、本当に勉強だっっっい嫌いなのよね〜あはは」
と言っていたので、やめておいた。
ルイスさんに感謝
あいつは本当にいい奴だ。生き別れた兄貴なんじゃないかとさえ思う。もっと話ができたら、もっと笑ったり泣いたりできるのに。今の英語力じゃ喧嘩もできない。三年前に偶然日本で会って、なんとなく「英語でもやってみるかな〜。そしたらルイスさんとも話せるし」と思ってからなんとかここまで続けてこれた。お互いの家に行って、一緒にご飯を食べたりすることになるとは思ってもいなかった。
ルイスさんは僕の人生を変えてくれた人だと思う。感謝感激雨あられ。
ルイスさんありがとう!
コメント
松岡さんのツイートからジャンプしてまいりました。
ホンワカとすてきなエピソードをありがとうございます(^^)
こんにちは、コメントありがとうございます。
またブログに遊びに来てください^^